|
EDは、男性の性機能障害の一つで、「性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため満足な性交が行えない状態」をいいます。マスターベーションで勃起する人は、自分はEDではないと思っているかもしれませんが、もし妻やパートナーとの性交時に勃起が不十分であるなら、それも一種のEDです。
日本のED人口は、中等症(ときどきできない)と重症(ほぼ常にできない)を合わせると1130万人とも推定されます。軽症(たまにできない)を加えればさらに多くなります。本人もパートナーも性交を必要としないならもちろん治療は不要ですが、いずれかに不満があれば、それは治療の必要な“病気”といえます。EDは男性不妊の大きな原因にもなり、特に、若い女性は、性交がうまくいかないのを愛情がないためと思いがちで、離婚につながる例もあります。中高年でも、夫婦の大事なコミュニケーションの一つを失うことになり、男性のなかには、EDのために社会での自信までなくなったような気がするという人が少なくありません。こうなると重大な病気です。
バイアグラの登場以来、ED治療の第一選択は、カウンセリングとバイアグラなどの飲み薬になっています。バイアグラはEDの約7割の人に有効です。また、バイアグラを使えない人、効果がない人にも有効な治療法があります。EDを克服したいなら、恥ずかしい、面倒だなどと考えずに、治療に取り組んでみてはいかがですか。
|